職場で働いていると、よくこんな評価をされます。
「〇〇さんって、いつも穏やかだよね」 「口数は少ないけど、真面目でいい人だよね」
または、「〇〇さんって、話しててもつまらないよね(盛り上がらないよね)」
そう言われるたびに、私は「いえいえ」と小さく会釈をして、その場をやり過ごします。 同じような方は多いのではないのでしょうか?
私は否定はしていません。訂正する時間さえもったいないからです。
でも、腹の中では全く違うことを考えています。 私は決して「いい人」でもなければ「穏やかな性格」でもありません。
本音を言えば、「人と話すのがめんどくさい」。 もっと正確に言うなら、「その会話に自分の時間と労力を使うのは、割に合わない」と判断しているだけなのです。
冷たいと思われるでしょうか? いいえ、これは私がストレスなく生きていくための、極めて自然な「防衛反応」だと思っています。
今回は、周囲から「おとなしい」と誤解されている私が、頭の中で普段どんな計算をしているのか。そして、浮いたエネルギーを何に使っているのかについて、同じような方がいらっしゃればと思い、本音で書いてみようと思います。
第1章:「会話」はタダではない。結構なコストがかかる。
なぜ、私は職場で必要以上に口を開かないのか。 それは、私が極度の「効率好き」であり、すべての行動を「コスパ」で考えてしまう癖があるからです。
多くの人は「会話はタダ」だと思っています。 だから、天気の話や、テレビの話題、上司の機嫌取りといった「雑談」を無限に繰り返します。
しかし、私にとって、会話は決してタダではありません。 むしろ、ものすごく疲れる「浪費」です。
- 興味のない話に、適切なタイミングで相槌を打つ「演技」
- 相手の地雷を踏まないように言葉を選ぶ「気遣い」
- 自分の作業を中断されることによる「集中力の低下」
これらを考えると、たった5分の雑談でも、そのダメージは計り知れません。 その労力を支払って得られるものは何でしょうか? 「付き合いがいいやつ」という、給料も上がらない曖昧な評判だけです。
どう計算しても、割に合いませんよね。 だから私は、職場では意識的に「スイッチ」を切ることにしています。
愛想笑いは最小限に。 返事は「はい」「いいえ」「そうなんですね」の3パターンで済ませる。
これはコミュニケーション能力がないのではなく、「無駄な労力を徹底的に省いている」だけなのです。
【コラム】物理的にシャットアウトする技術
精神的なスイッチを切るだけでは限界がある場合、私は「物理的な遮断」も行います。 休憩中や通勤中は、必ずノイズキャンセリング機能のついたイヤホンを装着します。
音楽を聴きたいわけではありません。「世界を静かに」したいのです。 高性能なイヤホンは、単なるオーディオ機器ではなく、他人の声を消し、自分の頭の中を守るための「耳栓」です。
もし、あなたが周囲の雑音に疲れているなら、少し奮発してでも、高性能な「耳栓」を手に入れるべきです。それだけで、毎日の快適さが劇的に変わります。
私が愛用しているのはAirPods Proです。ただ、そのままApple Storeで購入すると損なので、ApplegiftCardを購入してポイント還元を受けた上で、購入するのがベストです。
第2章:「人に興味がない」は、最強の才能である
「もっと他人に興味を持った方が、人生豊かになるよ」 そんなお節介なアドバイスをしてくる人がいます。
私も昔は、「自分は冷たい人間なんじゃないか」と悩んだことがありました。 でも、今ははっきりと断言できます。 「人に興味がない」ことは、現代において一つの才能です。
人間が1日に使えるエネルギーには限界があります。 何かに興味を持つということは、別の何かへの興味を捨てることと同じです。
世の中の多くの人は、その貴重なエネルギーの9割を「他人」に使っています。 誰かのSNSの投稿、芸能人のニュース、同僚の噂話、上司の顔色。 常に他人の動向に一喜一憂し、疲弊しています。
一方で、私のように「人に興味がない」人間は、そのエネルギーを温存できています。 他人の芝生が青かろうが枯れていようが、どうでもいい。 視線は常に、「自分」に向いています。
- 自分の貯金をどうやって増やすか
- 自分のスキルをどう伸ばすか
- 家族との時間をどう確保するか
他人への関心を捨てた分、「自分の人生を良くすること」への集中力が桁違いに高くなるのです。
人と比べないこと。これは、人生最大の「不幸の種」を最初から摘み取れている状態です。 これほど生きやすいことはありません。
【必読】「断る」勇気を持つために
もし、まだ「付き合いの悪い自分」に罪悪感を感じてしまうなら、考え方を少し変える必要があります。 私が救われたのは、「エッセンシャル思考」という本です。 「99%の無駄を捨てて、1%の本質に集中する」。まさに私の生き方を肯定してくれる一冊です。
あるいは、「嫌われる勇気」もおすすめです。他人の問題と自分の問題を切り離す。 これらを読んでおけば、飲み会を断る時に1ミリも心が揺らがなくなります。
私のバイブルです。
第3章:浮いた時間とお金を「自分のため」に使う
さて、ここからが本題です。 職場での会話をスルーし、人付き合いを断捨離して、時間と体力を節約しました。 では、その「浮いた余裕」をどこに使うべきでしょうか?
家でゴロゴロするのも悪くありませんが、もっと賢い使い方があります。
それは、「会社に頼らずに生きていくための準備」に使うことです。
私のようなタイプは、チームプレイや感情への配慮が求められる会社員としては、どうしても出世に限界があります。 どれだけ仕事ができても、「可愛げがない」という理由で評価されないこともあるでしょう。
だからこそ、私は「個人の力」で勝負する場所を作る必要があると感じています。
ネットを使ったビジネス、ブログ、そして資産運用。 これらは基本的に、孤独な作業です。 誰かと話して盛り上がる必要はなく、黙々と画面に向かい、数字を積み上げていく世界です。
みんなが飲み会で盛り上がっている間に、私は静かに自宅のデスクに向かい、資産を積み上げる。 人付き合いが苦手な私にとって、これほど相性の良いゲームはありません。
まずは「お金」に働いてもらう
手始めにやるべきは、やはり「投資」です。 人間関係がめんどくさい私にとって、文句も言わず、感情も持たず、24時間働き続けてくれる「お金」は最高のパートナーです。
まだ銀行に預金しているだけなら、今すぐ証券口座を開いて、NISAでの積立設定を済ませてください。 これは、「誰とも話さずに資産を増やす」ための最初の一歩です。
おわりに
もし、あなたが職場で「もっと喋れよ」と言われてストレスを感じているなら、心の中でこう呟いてください。
「私は今、人生のコスパを最大化している最中だ」と。
あなたは冷たい人間ではありません。 限られた人生という時間を、無駄遣いせずに大切にしているだけなのです。
「いい人」と言わせておけばいい。 「おとなしい」と油断させておけばいい。
さあ、明日もまた、職場のノイズをシャットアウトして、自分だけの時間を積み上げましょう。 イヤホンをして、口を閉ざして。 それが、私の戦い方です。

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